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義基 憲人のブログ

雪が降ると・・・

降りしきる雪の帰り道・・・

38歳で他界した兄のことを

手術後の彼の短い命の時は

雪の日ばかりだった・・・


お前はいっつもそっちに座る

そっちは向きづらいって

人工肛門をつけた兄は

病院のラウンジのベンチで

笑を浮かべながらその言葉を

私のごめんと言いながら

戸惑いの中にいる様子にも

二人の時間を楽しむよう・・・


夢を語り夢を追いかけ・・・

ず~っと青春していた兄

店はお前にやるお前がやればいい

そんなことを何気なく言ったり

夢を語りつくせず果たせず

彼は・・・一番寒いその時季に

・・・逝ってしまった


ず~っと二人で夢を見て

違う人生だったかもしれないけど

・・・青春してたかったのに

また一つ私なりの歳を重ねる












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