きりえを切る時・・・
多分これが私の無心・・・?
いつも頭の中を
グルグル回るのは・・・
早くに別れた二人のこと
38歳で他界した兄と
33歳で亡くなった娘
兄が・・・降りしきる雪の中
細くなった体にトレンチコートで
病院に向かういつもの街角
私を待っていたかのように
静かに見つめて・・・
病院のベンチで・・・ベッドで・・・
語る言葉も少なく時間が過ぎた・・・
見舞いから帰る私たちを
都会の現代的な高層ビルの病院の
エレベーターホールまで
点滴の線に操られたようにして
いつも見送ってくれた娘の姿
高山から280㎞の道
ただ顔を見たい見せたいで往復した
15ヶ月が・・・
ありきたりでも走馬灯のように
私の仕事・・・こころ和らぐ絵
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